5G、エッジコンピューティング時代に向けて、もののインターネット (Internet of Things) や深層学習を用いたサービスを支えるインターネット技術を研究しています。具体的には、IoTを支える情報指向ネットワークキング (Information Centric Networking) アーキテクチャ、エッジコンピューティングを活用した深層学習時代のプライバシー・セキュリティ技術、5G時代の超高速なルータを実現するルーティング・フォワーディング技術の研究テーマに取り組んでいます。

情報指向ネットワーキング (Information Centric Networking) アーキテクチャ

情報の名前を指定して情報を取得する次世代インターネットアーキテクチャを、5Gネットワークにおける移動通信、もののインターネット (Internet of Things: IoT)、災害時通信に適用しています。
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プライバシー・セキュリティ

GAFAが採用しているクラウドコンピューティングに代わる、エッジコンピューティングの時代に向けて、サービスプロバイダーに対するプライバシー保護技術や、深層学習の分散実行によるプライバシー保護技術を開発しています。
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ルーティング・フォワーディング

次世代インタネットを支える高速で省電力なルーティング・フォワーディング技術を開発しています。軽量な検索アルゴリズムや、機械学習を活用した学習インデクス、キャッシュ技術を活用して、世界最高速のルータの実現を目指しています。
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これらの世界最先端のネットワークアーキテクチャに対して、理論的、実証的な角度から研究を進めています。米国や欧州の海外の研究機関と共同研究を実施することで、グローバルな研究活動を目指していきます。

最近の活動

樋口俊介君(M1)が、国際会議Workshop on AI in Networks and Distributed Systems (WAIN) 2020で発表しました(オンライン)。
"Feasibility of Longest Prefix Matching using Learned Index Structures"

電子情報通信学会ソサイエティ大会で、長谷川教授、北 健太朗君 (D1)、小山 亮君 (M2)、樋口 俊介君 (M1)がオンラインで発表しました。

小山 亮君(M2)が、オンラインで電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会 (IN)で発表しました。
"排他制御しない PIT を用いたマルチコア NDN ルータで発生するパケット転送誤りからの回復に関する一考察"

北 健太朗君 (D1) の論文が、論文誌IEEE Transactions on Network and Service Manegementに採録されました。
"Producer Anonymity based on Onion Routing in Named Data Networking"

共同研究者の愛知工業大学 河辺 義信教授が、国際会議ITC-CSCC 2020でNICT193の研究成果を発表されました。

武政 淳二君 (卒業生) の論文が、論文誌IEEE Accessに採録されました。
"Load Balancing for Stateful Forwarding by Mitigating Heavy Hitters: A Case for Multi-threaded NDN Software Routers"

山本 瑶司くん (D2) の論文がIEEE Accessに採録されました。
"A Packet-level Caching Algorithm for Mitigating Negative Effects Caused by Large Objects in ICN Networks"

科研Bに「クラスタ型NDNルータにおけるテラビット/秒高速パケット転送方式」が採択されました。
テラビット/秒を実現するNDNルータを理論的かつ実践的に研究します。

2020年度SCAT研究助成に「学習型インデックスによるプログラマブルスイッチ上の超高速ICNパケット転送」が採択されました。

北 健太朗君 (M2) が、大阪大学情報科学研究科賞を受賞しました。

山本 瑶司君 (D1) が、日本学術振興会特別研究員 (DC2) に採用されました。
題目:「キャッシュへの先読みを活用した可変レート動画の再生品質向上に関する研究」

電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会 (IN)、ならびにネットワークシステム研究会 (NS)で発表予定であった、山本 瑶司君 (D1)、北 健太朗君 (M2)、村井 穏永君 (M2)、江夏 永広君 (B4) の発表論文が電子情報通信学会の技報アーカイブに公開されました。

長谷川教授、小泉准教授が参画しているNSF-NICT共同プロジェクトNICT193の共著論文 “DiReCT: Disaster Response Coordination with Trusted Volunteers” が、International Conference on Information and Communication Technologies for Disaster Management (ICT-DM) のBest Full Paper Awardを受賞しました。

EU-NICT研究プロジェクトICN 2020の最終レビューミーティングで、長谷川教授が研究成果を発表し、小泉准教授と山本 瑶司君 (D1) がデモンストレーションを実施しました。

電子情報通信学会ソサイエティ大会で、山本 瑶司君 (D1)、クルボノヴ ウルグベク君 (M2)、村井 穏永君 (M2)、小山 亮君 (M1)、笹沼 涼介君 (M1)、増田 大輝君 (M1) が発表しました。

NSF-NICT共同プロジェクトNICT193の研究打合せに、長谷川教授、小泉准教授が参加し、カリフォルニア大学リバーサイド校、静岡大学、愛知工業大学のメンバと議論しました。

増田 大輝君 (M1) と樋口 俊介君 (B4) が、KKRホテル金沢で行われたICN研究会ワークショップに参加しました。

共同研究者の愛知工業大学 河辺教授が共著論文を発表されました。
Yoshinobu Kawabe, Yuki Koizumi, Tetsushi Ohki, Masakatsu Nishigaki, Toru Hasegawa and Tetsuhisa Oda, “On Trust Confusional, Trust Ignorant, and Trust Transitions,” in Proceedings of IFIP International Conference on Trust Management (IFIPTM), July 2019.

長谷川教授が国際会議ACM Information Centric Networking (ICN) 2019のTPCミーティング、ならびにIRTF ICNRGミーティングに出席しました。

2019年度 挑戦的研究(萌芽)に、「インターネットにおける名前プライバシー保護技術のモデル化」が採択されました。

情報通信研究機構 (NICT) で開催されたオープンハウス2019で位置プライバシーを保護するルーティング・フォワーディング技術のデモを展示しました。

山本 瑶司君 (D1) が、ローマ大学で行われた日欧研究プロジェクトの研究ミーティングに参加しました。