研究室に新たに配属されたD1、M1、B4の新入生を歓迎するため、新入生歓迎会を開催します。新入生にとっては先生方や先輩達との交流を深め、今後の研究活動への意欲を高める良い機会となっています。最近は、お肉と野菜を自分たちで買い込んで、梅田でバーベキューを行いました。
最新かつハイレベルな研究論文を精読します。そして、各自の関心や得意なことに基づいて、一人ひとりに対して研究テーマを割り当てます。テーマはどれも世界最先端であると同時に本質的な難しさを内在した、興味深いものばかりです。
論文が採択されると、学生は発表のため国際会議に参加します。発表準備、英語での発表など、初めての学生には大変ですが、海外で見聞を広めます。
INFOCOM (5月): 情報通信系のトップカンファレンスであるIEEE INFOCOMが開催されます。最近は、イギリスやカナダなどで開催され、当研究室の学生が成果を発表しています。
ハイレベルな国際会議への採択を目指して、論文を執筆します。締め切り前はとても忙しくなりますが、自分の論文が採択され、世界に認められたときの達成感はとても大きいです。
情報通信・ネットワーク系のトップカンファレンスであるIEEE ICNP、ACM CoNEXT、IEEE INFOCOMへの論文提出が期日を迎えます。
当研究室では、過去問と模範解答の蓄積があります。B4の学生はそれらを参考に勉強を進めて院試に臨みます。
院試が終わったら、ここまでの労をねぎらい、ビアガーデンでお疲れ様会を開催します。これから本格的に始まる研究活動に打ち込めるようにリフレッシュします。
研究成果をまとめ、近年では愛知や埼玉など、日本各地で開催されるさまざまな研究会に参加し、発表を行っています。システム寄りのテーマに取り組む学生は主に電子情報通信学会の研究会に、アルゴリズムや暗号寄りのテーマに取り組む学生は主に情報処理学会が主催する研究会に参加します。発表や予稿の質が高く評価され、学生が学会賞を受賞したり、奨励講演を依頼されたりすることもよくあります。
有意義なものにするため、M1が中心となって企画します。最近では、香川県の小豆島へフェリーで行き、温泉や絶景、おいしい日本酒を堪能することができました。
ICNP (10月): ネットワークプロトコル分野におけるトップ国際会議です。当研究室の教員が古くから運営に関わっている会議であり、学生による論文が複数採択されており、Best Paper Awardを受賞した実績もあります。近年では、アイスランドやベルギーで開催されています。
SC (11月): アメリカで開催される高性能計算分野のトップ国際会議です。最近は、当研究室が世界各国の通信事業者と連携し、大規模なデモンストレーションを行いました。
CoNEXT (12月): ネットワークシステム分野のトップ国際会議です。当研究室が動向をチェックし、論文を投稿している会議の一つです。近年は、イタリアやアメリカで開催されています。
ネットワーク系のトップカンファレンスであるACM SIGCOMMへの論文提出が期日を迎えます。
年の瀬が迫る頃、研究室では毎年恒例の忘年会を開催しています。おいしい料理やお酒の囲みながら、1年間の労をねぎらいます。D3、M2、B4は、これから佳境に入る博論・修論・卒論に向けて、気持ちを新たにする良い機会にもなっています。近年はおしゃれなビアバーに行くことも、研究室に日本酒やビールを持ち寄ることもあります。
博論、卒論、修論の執筆など12月までの成果をまとめるのに、D3、M2、B4は多忙を極めます。また、M1の就活準備が本格化します。研究室全体として忙しい季節です。
D3の学生は、先生方からの鋭く厳しい質問へしっかり対応し、自らの研究の価値を伝えなければなりません。アメリカではこのプロセスを "Defense" と呼ぶほど、そのやり取りは厳しく緊張感に満ちたものになります。
M2の学生は2~3年かけて行ってきた研究の集大成を発表します。また、B4の学生にとっても多くの方が研究室外で行う初めての発表となります。
電子情報通信学会や情報処理学会が主催する研究会・総合大会で、学生がこれまでの研究成果を発表します。多くの学生にとって、これが大学外で行う初めての対外発表となります。近年は沖縄や広島、東京などで各種研究会が開催されています。
一年の締めくくりとして、お世話になった先生方への感謝の気持ちをこめて当研究室および情報科学研究科全体のそれぞれで謝恩会が開催されます。研究科の謝恩会では嵩賞や情報科学研究科賞といった各賞の授与も行われます。