Beyond 5G / 6G

Beyond 5Gノード

Beyond 5Gネットワークの制御プレーンのソフトウェア化が進む一方、データプレーンのUPF (User Plane Function) ノードをソフトウェアで実装するとテラビット/秒でパケットを転送できません。これに対して、スイッチASIC上にテラビット/秒のUPFノードを、米国のカリフォルニア州立大学、ジョージワシントン大学と共同で開発しています[1]。

Programmable 5G Core Network
Beyond 5G/6Gコアネットワークの構成


[1] 赤松 宏紀, 小泉 佑揮, 武政 淳二, 長谷川 亨, “プログラマブルスイッチ上のパケット転送ルール更新時間の計測法の実装,” 電子情報通信学会総合大会講演論文集 (B-6-91), Mar. 2024.

5Gネットワーク運用

Beyond 5Gネットワーは、ネットワーク仮想化の導入やサービス数増加やソフトウェア化に伴うサーバ数増加で、人間の経験則やルールに基づいて運用することは困難となっています。自動車運転や囲碁・将棋で成功を納めている,強化学習を適用することで,最適な障害復旧を行う自動運用技術を開発しています。

Network Operation Automation
5Gネットワーク運用自動化

Research Themes

研究テーマ一覧

ネットワークアーキテクチャ

今日のネットワークにおいて山積する技術的・社会的問題の抜本的な解決を目指して、望ましいネットワークの形について考察を行っています。

ハードウェア

ネットワーク研究の基盤技術として、超高速なネットワーク機器のプログラミングに取り組んでいます。

アルゴリズム

ネットワークの高速化を実現する、最先端のアルゴリズムを開発しています。

プライバシー

他者と繋がることを可能にしつつ、繋がることを強制しないネットワークを実現します。

セキュリティ

安全なネットワークに欠かせないデータの秘匿性・完全性や計算の検証可能性を提供する、高性能な暗号技術や計算手法の研究を行っています。

連合機械学習

分散データを活用した機械学習手法である連合学習の高速化と安全性向上に取り組んでいます。

Beyond 5G / 6G

Beyond 5G/6Gネットワークの実現に向けて、超高速で低消費電力な通信技術や自動運用技術を研究しています。

量子通信

量子状態を効率的に送信するインターネット技術の研究開発を足がかりに、量子技術を用いたインターネットの実現を目指して研究しています。