Towards the Future Internet
Research
安全で高速なネットワークを目指して
大阪大学 大学院情報科学研究科 情報流通プラットフォーム講座 長谷川研究室では、安全で高速なネットワークの実現を目的とした研究を行っており、特に、インターネットやモバイルネットワークの革新に焦点を当てています。
例えば、アタック検出と匿名通信に代表されるセキュリティ・プライバシー技術や、機械学習などの計算を効率的・分散的・検証可能な形で実行する技術の開発に取り組んでいます。また、これらの技術をネットワークの内部に実装するために、超高速なネットワークハードウェアのプログラミングにも力を入れています。
近年では、ネットワークハードウェアを活用する6Gネットワークのセキュリティ技術について、米国の大学と共同で研究を進めています。また、スペイン、オーストラリアや香港の研究機関と共に、将来インターネットの検討を開始しました。2040年以降の量子の時代を見据え、量子インターネットに関する研究も開始しました。
Members
准教授
ykoizumi ist.
助教
j-takemasa ist.
Recent Activities
2024年10月
博士後期課程1年の吉仲佑太郎君が、ICNP2024本会議で、インネットワーク計算の高速化技法に関する研究成果を発表しました。小泉准教授が、同会議併設ワークショップ ICNT で、攻撃検出に関する研究成果を発表しました。博士前期課程1年の田村敢太君が、同会議ポスターセッションで、SmartNICにおける暗号実装に関する研究成果を発表しました。また、小泉准教授が同会議のプログラム委員を務めました。
2024年10月
JST が助成する研究プログラム CRONOS (情報通信科学・イノベーション基盤創出)に、「インターネットスケールチューリングマシンと応用」が採択されました。島根大学、埼玉大学と5年間共同で実施します。
2024年10月
博士後期課程1年の吉仲 佑太郎君が日本P4ユーザ会で、研究「P4プログラマブルスイッチを用いるネットワーク内計算の高速化手法」を発表しました。
2024年10月
卒業生の増田 大輝君、博士前期課程2年の河内山 深央さん、水門 巧実君、がコンピュータセキュリティシンポジウム2024で発表しました。また、増田 大輝君、水門 巧実君が学生論文賞を受賞しました。
2024年10月
武政助教の論文 "Modeling and Evaluating a Cache System in ICN Routers Using a Programmable Switch and Computers" が国際論文誌 IEEE Access に採録されました。
2024年9月
博士後期課程1年の吉仲 佑太郎君が、 9月6日に開催された電子情報通信学会 IN研究会で研究成果を発表しました。
2024年8月
博士後期課程1年の吉仲 佑太郎君、 博士前期課程1年大櫛 智也君が、函館で開催された第27回ICN研究会ワークショップで研究成果を発表しました。
2024年6月
博士後期課程3年の増田大輝君が公聴会で博士論文の研究成果を発表しました。
2024年5月
博士前期課程2年の水門巧実君が国際会議 IEEE INFOCOM 2024併設のワークショップInternational Workshop on Distributed Machine Learning and Fog Networks (FOGML)で発表しました。
2024年5月
武政助教電子情報通信学会通信ソサイエティ論文賞がを受賞しました。
2024年5月
小泉准教授がソウルで開催されているIEEE/IFIP Network Operations and Management Symposiumの中で、TPCチェアとしてワークショップAnNetを運営しました。
2024年3月
長谷川先生の最終講義「インターネットの変革に向けて」が行われました。
2024年3月
博士前期課程2年の吉仲佑太郎君が大阪大学 情報科学研究科賞を受賞しました。
2024年3月
博士前期課程2年の吉仲佑太郎君、佐々木拓海君、遠藤佑輔君、赤松宏紀君、博士前期課程1年の水門巧実君が電子情報通信学会総合大会で発表しました。
2024年2月
博士前期課程2年の吉仲佑太郎君、佐々木拓海君、遠藤佑輔君、博士前期課程1年の水門巧実君が電子情報通信学会ネットワークシステム (NS) 研究会で研究成果を発表しました。
2024年2月
武政助教が電子情報通信学会NS研究会でネットワークシステム研究賞を受賞しました。
2024年2月
博士前期課程1年の水門巧実君の論文“A Data Reconstruction Attack against Vertical Federated Learning based on Knowledge Transfer”が国際会議 IEEE INFOCOM 2024併設のワークショップInternational Workshop on Distributed Machine Learning and Fog Networks (FOGML)に採録されました。5月にバンクーバで発表します。
2024年2月
博士前期課程2年・学部4年生の学生が、修論・卒論の成果を発表しました。
2023年12月
研究室の忘年会を開催しました。
2023年10月
武政助教が、アイスランドで開催された国際会議 ACM Information Centric Neworking (ICN) 2023で“A P4-based NDN Tester for Evaluating Forwarder Performance under Non-Uniform Request Patterns”を発表しました。また、小泉准教授が同会議でPublicity Chairsを務めました。
2023年9月
武政助教の論文“プログラマブルスイッチと計算機を組み合わせたICNルータにおけるキャッシュシステムの性能評価”が電子情報通信学会NS研究会で若手研究奨励賞を受賞しました。
2023年9月
博士前期課程2年の吉仲 佑太郎君の論文“Programmable Name Obfuscation Framework for Controlling Privacy and Performance on CCN”が国際論文誌 IEEE Transactions on Network and Service Management (TNSM) に採録されました。
2023年8月
博士前期課程2年の遠藤 佑輔君、佐々木 拓海君が、福岡で開催された第24回ICN研究会ワークショップで研究成果を発表しました。
2023年5月
博士後期課程3年の増田 大輝君の論文“Byzantine-Resilient Secure Federated Learning on Low-Bandwidth Networks”が国際論文誌 IEEE Access に採録されました。
2023年5月9日
卒業生の北健太朗君が“Secure Middlebox Channel over TLS and its Resiliency against Middlebox Compromise”をIEEE International Conference on Computer Communications(INFOCOM)2023で発表しました。
2023年4月13日
博士前期課程2年の吉仲 佑太郎君の論文「プログラマブルスイッチを用いたネットワーク層匿名通信プロトコルの設計」が電子情報通信学会NS研究会で若手研究奨励賞を受賞しました。
2023年4月13日
博士前期課程2年の吉仲 佑太郎君が、電子情報通信学会ネットワークシステム (NS) 研究会でCCN網におけるプログラマブルスイッチを用いた名前の難読化プロトコルの設計について発表しました。
2023年3月7日/8日/9日
長谷川教授、武政助教、学部4年生の一ノ関秀君、学部4年生の河内山 深央さんが電子情報通信学会総合大会で発表しました。
2023年3月6日/7日
博士後期課程3年の増田大輝君が第194回マルチメディア通信と分散処理(DPS)・第100回コンピュータセキュリティ(CSEC)合同研究発表会で発表しました。
2023年3月3日
武政助教、博士後期課程3年の北健太朗君、博士前期課程1年の吉仲佑太郎君が電子情報通信学会ネットワークシステム (NS) 研究会で研究成果を発表しました。
2023年2月
博士前期課程2年の吉仲 佑太郎君の論文“Design and analysis of lightweight anonymity protocol for host-and AS-level anonymity”が国際論文誌 Elsevier Computer Networks に採録されました。
2023年2月
博士前期課程1年の吉仲 佑太郎君の発表論文「プログラマブルスイッチを用いたネットワーク層匿名通信プロトコルの設計」がNS研究会の奨励講演依頼対象論文として選定されました。
2023年2月9日/14日
博士前期課程2年・学部4年生の学生が、修論・卒論の成果を発表しました。
2022年12月
博士後期課程3年の北健太朗君が公聴会で博士論文の研究成果を発表しました。
2022年12月
博士後期課程3年の北健太朗君の論文“Secure Middlebox Channel over TLS and its Resiliency against Middlebox Compromise”が、国際会議IEEE International Conference on Computer Communications (INFOCOM) 2023に採択されました。
2022年12月13日
武政助教が、電子情報通信学会 第22回ICN研究会でプログラマブルスイッチを用いたテラビット/秒級のICN キャッシュについて発表しました
2022年12月9日
博士前期課程1年の吉仲 佑太郎君が、ローマで開催された国際会議ACM CoNEXT 2022併設のワークショップ Euro P4 2022で、“On Implementing ChaCha on a Programmable Switch”を発表しました。
2022年11月25日
博士前期課程2年の中筋 遼君が、電子情報通信学会コミュニケーションクオリティ (CQ) 研究会で発表しました。発表論文「情報指向ネットワークにおけるキャッシュ存在下における可変レートストリーミングのモデル化と評価」は、学生優秀発表賞を受賞しました。
2022年11月24日
博士前期課程1年の吉仲 佑太郎君が、電子情報通信学会ネットワークシステム (NS) 研究会でプログラマブルスイッチを用いたネットワーク層匿名通信プロトコルの設計について発表しました。
2022年11月7日
武政助教が、パリで開催された国際会議IEEE Global Internet Symposium 2022で、“Terabytes and Terabits/s Packet Caching in ICN Routers using Programmable Switches” を発表しました。
2022年10月24日
博士後期課程3年の北健太朗君が、コンピュータセキュリティシンポジウム2022で発表しました。発表論文「コンプロマイズされたミドルボックスに耐性を持つセキュア通信プロトコルに関する一考察」は、学生論文賞を受賞しました。
2022年9月21日
長谷川教授と小泉准教授が日米共同公募委託研究 JUNO3/NICT224 のキックオフミーティングに参加しました。
2022年9月19日
博士前期課程2年の中筋遼君が国際会議 ACM Information Centric Neworking (ICN) 2022 のポスターセッションで“On Cache-aware Dynamic Adaptive Streaming over Information-centric Networking”を発表しました。
2022年9月19日
長谷川教授が、国際会議 ACM Information Centric Neworking (ICN) 2022の General Chair を務めました。また、武政助教が、同国際会議で Web Chair を務めました。
2022年9月1日
武政助教が、国際会議 International Workshop on Informatics 2022 (IWIN 2022)で“An Analysis of Tweets in Disasters for Extracting Rescue Requests”を発表しました。
2022年7月15日
博士前期課程2年の濱中圭吾君がDICOMO 2022 シンポジウムで、ドメイン内フィンガープリント攻撃に関する研究成果を発表しました。
2022年7月11日
小泉准教授が、IEEE International Symposium on Local and Metropolitan Area Networks (LANMAN) のGeneral Chairを務めました。
2022年6月29日
博士前期課程1年の吉仲 佑太郎君が国際会議IEEE NetSoft 2022 のショートペーパセッションで“Feasibility of Network-layer Anonymity Protocols at Terabit Speeds using a Programmable Switch”を発表しました。
2022年6月16日
博士前期課程1年の吉仲 佑太郎君が国際会議IFIP Networking 2022 で“gPHI: Lightweight Anonymity Protocol for Anonymity at Host and AS Levels”を発表しました。
2022年6月
NICT並びに米国NSFが助成する日米共同公募委託研究に、「Beyond 5Gネットワークのセキュリティ、プライバシーを保護するプログラマブルデータプレーン技術」が採択されました。兵庫県立大学、カリフォルニア大学リバーサイド校、ジョージワシントン大学と3年間共同じ実施します。
2022年4月
博士前期課程1年の吉仲 佑太郎君の論文“Feasibility of Network-layer Anonymity Protocols at Terabit Speeds using a Programmable Switch”が国際会議IEEE NetSoft 2022 のショートペーパセッションに採択されました。
2022年4月
博士前期課程1年の吉仲 佑太郎君の論文“gPHI: Lightweight Anonymity Protocol for Anonymity at Host and AS Levels”が国際会議IFIP Networking 2022 に採択されました。
2022年4月
科研若手に「5Gコアにおけるプログラマブルスイッチを用いた超多数フローの高速ステートフル転送」が採択されました。
2022年3月
博士後期課程2年の北 健太朗君の論文 “Private retrieval of location-related content using k-anonymity and application to ICN” が Elsevier Computer Networks に採録されました。
2022年3月24日
学部4年生の吉仲 佑太郎君が大阪大学 基礎工学部 楠本賞を受賞しました。
2022年3月24日
博士前期課程 2 年の樋口 俊介君が大阪大学 情報科学研究科賞を受賞しました。
2022年3月24日
武政助教が大阪大学 大学院情報科学研究科 大学院基礎工学研究科 嵩賞を受賞しました。
2022年3月16日
博士前期課程1年の濱中圭吾君が電子情報通信学会総合大会で、ドメイン内フィンガープリント攻撃に関する研究成果を発表しました。
2022年3月1日
研究室のWebサイトを更新しました。
2022年2月10日/15日
博士前期課程2年・学部4年生の学生が、修論・卒論の成果を発表しました。
2022年1月28日
博士前期課程2年の樋口俊介君が電子情報通信学会NS研究会で若手研究奨励賞を受賞しました。
2021年11月22日
2018~2021年度に実施したNICT 19303「ソーシャルメディア時代の高信頼災害時通信の研究開発」の総合評価として、Sの評価を得ました。
2021年10月26日
博士後期課程2年の北健太朗君と博士後期課程1年の増田大輝君が、オンラインでコンピュータセキュリティシンポジウム2021で発表しました。
2021年9月
2016~2020年度に実施したNICT 19101「IoTインタネットを支えるプライバシー保護ルーティング・輻輳制御技術」の総合評価として、Sの評価を得ました。
2021年9月22日
武政淳二助教が、オンラインで国際会議 ACM Information Centric Neworking (ICN) 2021のテクニカルセッションで発表しました。また博士前期課程1年の山田諒真君がポスターセッションで発表しました。
2021年9月14日〜17日
博士前期課程2年の樋口俊介君、博士後期課程1年の増田大輝君、武政淳二助教、小泉佑揮准教授が、オンラインで電子情報通信学会ソサイエティ大会で発表しました。
2021年9月9日
博士前期課程2年の樋口俊介君が電子情報通信学会NS研究会で発表しました。 「学習型インデックスの高速化とパケット転送への適用」発表論文は、NS研究会の奨励講演依頼対象論文として選定されました。
2021年8月26日・27日
博士前期課程1年の中川慶彦君と山田諒真君が電子情報通信学会 第19回ICN研究会ワークショップのハッカソンで研究成果を発表しました。
2021年8月5日
武政助教が電子情報通信学会情報ネットワーク (IN) 研究会でプログラマブルスイッチを用いた10 Tbps級のICNフォワーディングについて発表しました。
2021年7月25日
小泉准教授が、IEEE/ACM International Symposium on Quality of Service (IWQoS) のPoster Chairを務めました。
2021年7月25日
小泉准教授が、IEEE International Symposium on Local and Metropolitan Area Networks (LANMAN) のTPC Chairを務めました。
2021年7月25日
博士後期課程1年の増田大輝君が国際会議IEEE LANMAN 2021で、“Model Fragmentation, Shuffle and Aggregation to Mitigate Model Inversion in Federated Learning” を発表しました。
2021年6月
共同研究者の静岡大学 北川沢水さんの論文が国際会議International Conference on Network-Based Information Systems (NBiS-2021) に採択されました。
2021年5月
博士前期課程2年の樋口俊介君の論文 “Feasibility of Longest Prefix Matching using Learned Index Structures” がACM SIGMETRICS Performance Evaluation Reviewに掲載されました。